プロジェクトチーム企画「社きれいに大作戦」大成功!

 2校時後の長休憩、校庭になかよし班ごとに整列した全校児童に、プロジェクトチームの一人、6年三谷さんがあいさつをしました。「みなさん今日は『社きれいに大作戦』を行う日です。今から、法華寺畑遺跡と伯耆国分寺跡に向かいます。そこで落ちているゴミや木の枝、落ち葉などを拾います。一生懸命取り組みましょう。」
 子ども達が企画立案した清掃活動がついに実現しました。
 
 振り返れば、春の「淀屋サミット」に社小の代表として参加した6年清水さんと三谷さんが、校長室に初交渉に来たのが10月11日。ふるさと倉吉のために、全校児童で「歴史公園の美化活動」がしたいと、自分たちで考えたプランを説明し、秋のどこかの日で2時間くらい活動時間を作ってもらえないか、という交渉でした。
 なかよし班で活動することや、タブレットで写真を示しながら、担当場所分担の計画などについても考えを話してくれました。私はこの自主的な行動がとても嬉しく、ぜひ実現したいという彼らの一生懸命な思いに応えることにしました。
 「自分たちの力で運営する経験、全校児童を動かす経験をぜひしてほしい。先生方は前で指示しない。動きの説明、指示、連絡などもすべて君たちの力でお願いします。先生方は応援する立場。主役はあなた達。・・・」私は考えを伝え、実現までの具体的な動きについて助言をしました。

 彼らは、翌日の職員会前に、全職員にプランを説明。その後、プロジェクトチームを組んで仲間とともに具体的な実施計画を検討、準備を進めてきました。(児童会担当教員、なかよし班担当教員がバックアップしました。)

 11月7日、チームの代表数名が校長室を訪れ、詳細なプランを説明してくれました。実施予定日10日に向けて、最終的な詰めを行っていった彼ら。延期になった本日14日3,4校時に、とうとう実現しました。

 曇り空の中、なかよし班ごとに分担されたエリアでがんばりました。その「社きれいに大作戦」の様子です。


 清掃活動を終えた後、全校児童は法華寺畑遺跡に集合。4校時は「なかよし班遊び」です。芝生の上で、「なかよし班対抗じゃんけんリレー」をみんなで楽しみました。この場面でも、集合の指示、ルールの説明、スタートの合図、結果発表など、すべて子ども達の手でやりきりました。


 閉会式で、プロジェクトチームの代表の清水さんがあいさつ。来年もこの活動をぜひ続けてほしいと全校児童に思いを伝えました。メンバー全員に、全校のみんなで拍手を贈りました。
 子ども達の発案、企画、運営で成功したこの「社きれいに大作戦」。すばらしい活動になりました。たいしたもんです。

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