5年生平和学習 「大山口列車空襲を語る会」の皆様にお世話になりました

  10日(金)午後、5年生が平和学習を行いました。ゲストティーチャーとして、大山口列車空襲を語る会(被災者の会)の金田吉人さんをはじめとする4名の皆様をお招きしました。語る会の皆様には、数年前より、久米中校区5年生集合学習の講師としてお世話になってきました。ここ2年間は、3小学校が一同に会せず、北谷小高城小の2校が集合して学習、社小は単独で学習しています。
 この日は、午前中に2校の5年生が集まっていた高城小での学習に行かれ、午後は本校に来校。久米中校区の3小学校のために、2度講話をいただいたということになります。13時30分より、視聴覚室に集まった5年生達は、およそ90分間、講話をお聞きしました。
 何故列車空襲が起きたのか、その歴史的な背景(黒船襲来から第二次世界大戦まで)や、10代の少年少女を含む45名以上の方々が亡くなられたことなど、被災の状況を、スライドを示しながら分かりやすく説明してくださいました。後半は、「金田哲夫君15歳の紙芝居」の朗読をとおして、空襲によって一瞬で命が奪われどれほど深い悲しみを受けたか、戦争の悲惨さを語られました。



 どんな理由があっても戦争はしてはいけない。人には人権(人として幸せに生きる権利)がある。戦争は最大の人権侵害である。私達は命のバトンと平和のバトンを両手に握っている。その2つのバトンを確実に繋いでいってほしい。これからの時代をつくる子ども達の心に、熱い思いをしっかりと注いでくださいました。
 5年生たちは大事なことをメモを取りなら、集中して真剣にお話を聞きました。問いかけに対して自分の意見を積極的に発言する姿もありました。平和の尊さにについてしっかりと考えることができた貴重な学習となりました。
 4名のゲストティーチャーの皆様、このたびも大変お世話になりました。ありがとうございました。

※学習を終了後、校長室に寄っていただきました。1日2回講演で、お疲れの様子でしたが、社小の5年生の真剣さ、反応の良さ、積極性、発言の声の大きさ、など、大変感心しておられました。今まで60校ほどの学校に行かせてもらったが、これほど反応がいい学校は少ない。とてもやりがいがあった。とのお言葉もいただきました。

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