微笑ましい光景でした

 「むつき、きさらぎ、やよい、うづき、さつき、・・・」、と唱える声が、校長室近くの階段のあたりから聞こえてきました。行ってみると、4年生の子ども達が階段を上り下りしながら、1月〜12月の異名(むつき〜しわす)を一生懸命覚えていました。

「がんばってるね」と声をかけると、「校長先生、なかなか覚えれません。」と笑顔で一言。


なぜ階段を上り下りしながら頑張っているか。実は、階段の段差の部分に月の異名(英単語も)が貼ってあります。一段一段上がりながら唱える、体を動かしながら覚える場所としては最適の場所がこの階段なんですね。

前を向いて上がったら答えが見えちゃうからと
後ろ向きで上がりながら唱えることも・・・

「覚えたら担任の先生に言いにいきます!」苦労しながらもみんなで楽しそうに唱えている姿が、なんともかわいかったです。微笑ましい光景でした。


◼もう一つ、素敵な場面をご紹介します。昼休憩の時間に、ほうきとちりとりを持った1年生が校長室にやってきました。ボランティア掃除です。
ほんの1,2分で
机の周りをきれいにしてくれました。
素晴らしい行動に
心を温めてもらいました。

廊下に出てみると別の1年生もがんばっていました。
「すごいね。きれいになるね。ありがとう。
この子にも感謝の言葉を伝えました。


※ 新型コロナ警報が発令されて以降、リスクの高い活動として、昼掃除(雑巾がけ)を控えています。「もくそう」を心がけ、大事にしてきた昼掃除。値打ちのある活動なので、やはり残念です。コロナ禍が終息に向かっていき、昼掃除が復活できるようになることを願うばかりです。(現在は、帰りの会の時間にクリーンタイムを設け、フローリングワイパーでの教室内の床掃除や、机、タブレット等の除菌作業を、みんなで短時間行っています。)
きれいにかけられた雑巾
出番を待っています

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